発音で悩んでいる人へ
自分の発音がずっとコンプレックスで自信がないです。
いつかカタカナ英語から卒業したい…。発音って独学で上達するものなのかな…
発音を学ぶ上でおすすめの教材もおしえてほしいです。
このような疑問にお答えします。
英語コーチの友田です。
この記事は、HIROKIさんの体験談を通して【発音オススメ教材】Mastering the American Accentについて徹底解説します。
そして、勉強法についても詳しくお伝えしますので、お楽しみに!
この記事を書いている僕も、以前はカタカナ英語がコンプレックスで、海外に留学しないと発音は良くならないと思い込んでいました。
しかし、Mastering the American Accentに出会って、その考えは変わりました。本書を使って発音の練習を続けた結果、カタカナ発音を卒業することができたのです。
今では、アメリカ人の友達から「君の発音はとてもきれいだね」と褒められるほどになり、自分の発音にも自信が持てるようになりました。
この記事では、僕が発音矯正をするきっかけとなった本「Mastering the American Accent」について徹底解説していきたいと思います。
発音で悩んでいるという方はぜひチェックしてみてくださいね!
Mastering the American Accentとは?

全編英語の発音本
Mastering the American Accentは、世界中の英語学習者が愛用している英語発音本です。
そのため、全編英語で書かれています。全編英語と聞くと、難しそうと感じるかもしれませんが、本書は英語学習者向けに書かれている本であり易しい単語が使われているため、そこまで難しくありません。
全くの初心者だと、少しハードルが高いかもしれませんが、中学レベルの英語が分かる人であれば、問題ないと思います。
すべて英語で書かれているので、この本を使って発音の練習をするだけでも英語の勉強になります。
発音のルールが網羅されている
この本には知っておくべき発音のルールがすべて記載されています。
そのため、他の発音本を購入する必要はありません。
この本を使ってしっかり練習を続ければ、必ずネイティブスピーカーに近い発音ができるようになります。
多くの日本人は、発音にコンプレックスを抱えていますよね。それは、日本の学校では、発音について詳しく教えてくれないからです。
しかし、口の動き、舌の動かし方、アクセントの位置などの発音ルールを学べば誰でも発音は良くなります。この本には、発音を良くするために必要なことがすべて書かれていますよ。
間違いやすいポイントが解説されている
Mastering the American Accentには、Common mistakes(よくある間違い)というコーナーがあり、英語学習者にありがちな間違った発音を紹介してくれています。
著者であるLisa Mojsin氏は、発音の専門家であり、25年間にわたり多くの生徒を指導してきました。
彼女の豊富な経験から、多くの学習者が躓きやすいポイントを端的に解説してくれているので、効率よく発音を学ぶことができますよ。
ネイティブの音源付き
著者であるLisa Mojsin氏の音声が付いてきます。
以前はCDが付いてきましたが、現在は音声をダウンロードできるようになっています。
当たり前ですが、彼女のアメリカ英語はとてもきれいです。こんな風に発音できるようになりたいなと思いながら、繰り返し練習しました。
Mastering the American Accentで発音を練習する方法

ここからは、Mastering the American Accentを使って発音を勉強する方法をご紹介していきますね。
お手本をひたすら真似して発音する
まずはひたすらお手本を真似して、英語を声に出してみましょう!
✤先述したとおり、Mastering the American Accentにはネイティブの音声が付いてきます。
最初は難しくてできないかもしれません。
ただ、それは当たり前のことなので、落ち込む必要はありません。発音はスポーツと同じです。
例えば、野球を始めたばかりの人が、バットでボールを打つのは難しいですよね。たとえ打ち方のコツを聞いたとしても、一度目のチャレンジで成功することはないでしょう。
発音も同じでルールを理解しただけでは、うまく発音できるようになりません。何度も何度も繰り返し練習して初めてネイティブと同じように発音できるようになるのです。
自分の声を録音する
次に、自分の声をスマートフォンなどで録音してみましょう。
自分の声を聴くのは恥ずかしいかもしれませんが、この勉強法は非常に効果的なのでチャレンジしてみてください!
自分の声を録音する目的は、自分の声とお手本を聞き比べるためです。
録音せずにお手本と同時に発音すると、自分の声が聞こえづらくなってしまいます。
僕自身、最初は自分の声を録音することに抵抗がありましたが、何回かやるとすぐに慣れました。
録音すると自分の声が客観的に聴くことができるので、自分の癖や弱点を見つけやすくなりますよ。
発音を意識して英語を喋る
Mastering the American Accentで習った発音のルールを適応しながら、音読やシャドーイングをやってみてください。
本書にはリンキング、脱落、フラップTなど様々な発音のルールが紹介されています。
こういったルールは頭で理解しただけでは、身に付きません。しっかり発音ルールを意識したうえで、何度も繰り返し練習をする必要があります。
外国人と喋るときやオンライン英会話でレッスンを受けるときなどは、本書で習った発音ルールを意識してみてくださいね。
実際に練習してみよう
いくつか発音ルールをご紹介するので、ぜひ真似して発音してみてください。
Mastering the American Accentで発音を練習した僕の音声もつけておきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
tが母音に挟まれていて、なおかつアクセントがtに
ないとき、tがdのような音になる現象
Water
Hospital
Get on
フラップTができるようになると、一気にアメリカ人っぽい発音になってカッコいいですよ!
2つ以上の単語の音がつながる場合
Let’s talk about it.
Catch you later.
Take it easy.
ちなみにaboutのtやtakeのtは母音に挟まれているので、フラップTです。
気づきましたか?
2つ以上の単語を短縮して発音する
I’m going to ⇒ I’m gonna
I want to ⇒ I wanna
I would have ⇒ I would’ve
ネイティブスピーカーは日常会話ではコントラクションをよく使うので、何度も練習して、自分でも言えるようにしておきましょう。
Mastering the American Accentで得られる効果

次にMastering the American Accentを使って発音を勉強した結果、どんな成果が得られたのかについて書いていきます。
リスニング力が上がる
まず、リスニング力が上がります。
発音とリスニングは関係ないのでは?と思っている方もいると思いますが、実は発音を学ぶとネイティブ英語が聞きやすくなります。
というのも、ネイティブスピーカーはMastering the American Accentで紹介されているような発音ルールを無意識的に適応させて喋っています。なので、本書を使って発音のルールを理解すると、ネイティブスピーカーの速い英語も難なく聞き取れるようになります。

インプット量が増える
そして、発音を学んだことによってインプット量が飛躍的に増えます。
ネイティブスピーカーの英語が聞き取れるようになると、洋画や海外ドラマで使われるフレーズをキャッチできるようになります。
ネイティブスピーカーが発音すると、「アウタブルー」となります。
「アウタブルー」と聞いても雑音としか認識されないので、聞き取るのが難しくなります
または、文脈で「out of blue=突然」と意味を理解できることもあります。
自信につながる
そして、何よりも自分の英語に自信を持つことができます!
Mastering the American Accentで発音を勉強する前は、発音が原因で自分の英語が通じないということがよくあったのですが、本書で発音を勉強してからは、そういったことはほとんどなくなりました。
自分の発音にも自信が持てるようになったので、ネイティブの前でも堂々と英語が喋れるようになりました。
Mastering the American Accentのまとめ
今回はMastering the American Accentについて徹底解説しました。
いかがでしたでしょうか。
Mastering the American Accentは発音のルールが網羅されていて非常に優れた教材なのですが、この本を1度読んだぐらいでは、発音は良くなりません。
お手本を真似して何度も練習すれば、誰でもネイティブスピーカーのような発音を手に入れることができます。
まずは3カ月、継続して練習してみてください。
あなたの発音はメキメキ上達し、英語学習が楽しくなりますよ!
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